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MNP乗り換え手順をわかりやすく解説|番号そのままで携帯会社を乗り換える方法【2026年版】

公開:2026年6月6日

「番号そのままで乗り換えられるって聞いたけど、手続きが複雑そうで不安」という方は多いです。実際、MNPの流れ自体はシンプルですが、知らないまま進めると予約番号の期限切れやキャリアメールの失効など、防げたはずのトラブルにはまりやすいのも事実です。

この記事では、MNPの基本手順からワンストップ方式・予約番号方式の使い分け、乗り換え前の注意点、開通後の設定まで順番に説明します。読み終わると、どう進めればいいか判断できるようになります。


【結論】まずここだけ押さえてください

  • ワンストップ方式対応のSIMに乗り換えるなら:乗り換え先のサイトで申し込むだけ。予約番号の取得は不要
  • 非対応のSIMに乗り換えるなら:先に現在のキャリアからMNP予約番号を取得してから申し込む

どちらの方式かは乗り換え先のSIMの公式サイトで確認できます。2026年現在、主要な格安SIM・サブブランド(ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイル・IIJmio・mineo など)はワンストップ方式に対応しています。


MNPとは

MNP(Mobile Number Portability)とは、今使っている電話番号を変えずに携帯会社を乗り換えられる仕組みです。「番号そのまま乗り換え」と表現されることも多いです。

以前は「MNP予約番号方式」だけでしたが、2023年5月からはMNPワンストップ方式が導入され、手続きが大幅に簡単になっています。


MNPの基本的な流れ

どちらの方式でも、大きな流れは共通しています。

ステップ1:乗り換え先のSIMを決める

料金・速度・サポート体制を比較して、自分の使い方に合うSIMを選びます。

ステップ2:ワンストップ方式か予約番号方式かを確認する

乗り換え先の公式サイトで、MNPワンストップ方式に対応しているか確認します。対応していればそのまま申し込み画面へ進みます。非対応の場合は、先に現在のキャリアからMNP予約番号を取得します。

ステップ3:乗り換え先で申し込む

必要書類(本人確認書類・支払い用クレジットカードなど)を手元に用意した上で、申し込みを進めます。

ステップ4:SIM到着・eSIM発行後に回線を切り替える

SIMカードが届くか、eSIMの発行が完了したら、旧回線から新回線への切り替え操作を行います。この操作を行った時点で旧回線は使えなくなります。

ステップ5:初期設定をする

APN設定(通信の設定)や、必要に応じてeSIMの設定を行います。Wi-Fi環境下で進めると安心です。

ステップ6:旧回線の扱いを確認する

MNPで転出した場合、旧回線は転出と同時に自動解約されます。解約月の日割り計算の有無はキャリアによって異なるため、事前に確認しておくと安心です。


ワンストップ方式とは

仕組みと特徴

MNPワンストップ方式は、乗り換え元へのMNP予約番号の取得が不要な手続き方法です。乗り換え先のサイトで申し込む際に、システム間で手続きが自動的に連携される仕組みです。

項目ワンストップ方式
MNP予約番号の取得不要
手続きの窓口乗り換え先のサイト1か所だけ
オンライン完結対応SIMならほぼ可能
向いている人初心者・手続きをシンプルにしたい人

向いている人

  • 手続きをできるだけ少なくしたい
  • オンラインでスムーズに完結させたい
  • 対応している格安SIMやサブブランドに乗り換える予定がある

注意点

乗り換え元・乗り換え先の両方がワンストップ方式に対応している必要があります。どちらか一方でも非対応の場合は、従来の予約番号方式で手続きします。


予約番号方式とは

仕組みと特徴

従来からある方式で、先に現在のキャリアからMNP予約番号を取得してから、乗り換え先に申し込む手順です。

項目予約番号方式
MNP予約番号の取得必要(乗り換え元キャリアで取得)
手続きの窓口乗り換え元+乗り換え先の2か所
予約番号の有効期限取得から15日間
向いている人非対応SIMを使う人・自分で番号を管理したい人

MNP予約番号の取得方法

各キャリアのMy pageアプリや電話窓口から取得できます。

  • ドコモ:My docomoアプリまたはドコモ インフォメーションセンター(151)
  • au:My auアプリまたはau電話窓口(0077-7-111)
  • ソフトバンク:My SoftBankアプリまたはソフトバンクカスタマーサポート(0800-100-5533)
  • 楽天モバイル:my 楽天モバイルアプリ

有効期限に注意

MNP予約番号は取得から15日間で失効します。取得後は時間をあけずに乗り換え先への申し込みを進めましょう。乗り換え先によっては「有効期限が〇日以上残っていること」を条件にしている場合もあるため、申し込み前に確認が必要です。


ワンストップ方式と予約番号方式、どちらを使うか

判断の基準

状況使う方式
乗り換え先がワンストップ対応ワンストップ方式
乗り換え先が非対応予約番号方式
オンラインで手続きを完結させたいワンストップ方式(対応SIMなら)
自分で予約番号を取得・管理したい予約番号方式

迷ったらまず確認すること

乗り換え先のSIM公式サイトの「MNP乗り換え」ページに、ワンストップ方式の対応状況が記載されています。まずそこを確認するのが確実です。


乗り換え前に必ず確認したいこと

MNP予約番号の有効期限

予約番号方式を使う場合、取得から15日で失効します。申し込みと並行して審査・発送があるため、取得後は3〜5日以内に申し込みを完了させるのが安心です。

乗り換えのタイミング

月の途中で解約すると、キャリアによっては日割り計算されない場合があります。月末近くに転出手続きを進めると、無駄な支払いを抑えられることがあります。ただし、月末は混雑して手続きに時間がかかる場合もあります。

キャリアメールの扱い

@docomo.ne.jp@ezweb.ne.jp@softbank.ne.jp などのキャリアメールは、MNPで転出すると原則使えなくなります。キャリアメール持ち運びサービスを使う場合は、転出前に申し込みが必要です(詳しくは後述)。

端末がそのまま使えるか

2021年10月以降に購入したスマホはSIMロックなしが原則ですが、それ以前の端末はSIMロック解除が必要な場合があります。また、端末が乗り換え先の周波数帯(バンド)に対応しているかも確認が必要です。乗り換え先の公式サイトで「動作確認端末リスト」を検索すると確認できます。

支払い方法・契約名義の確認

格安SIMの多くはクレジットカードが必要です。一部は口座振替やデビットカードに対応しています。また、契約名義は本人名義であることが基本です。

データのバックアップ

スマホのデータ(写真・連絡先・アプリのデータ)は、念のため乗り換え前にバックアップを取っておきましょう。乗り換え作業自体でデータが消えることはほぼありませんが、万一の備えになります。


キャリアメール持ち運びの注意点

キャリアメール持ち運びサービスとは

ドコモ・au・ソフトバンクは、MNP転出後もキャリアメールアドレスを有料で継続利用できる「キャリアメール持ち運びサービス」を提供しています。月額330円前後が多いです。

申し込みのタイミングに注意

キャリアメール持ち運びサービスは、MNP転出前(解約前)に申し込みが必要です。転出後は申し込みできません。乗り換え手続きと同時にではなく、転出を申し込む前に手続きを済ませておく必要があります。

転出直後はメールが使えない期間がある

転出直後から持ち運びサービスが有効になるまで、数時間〜1日程度メールが受信できないことがあります。

受信設定や拒否設定のリセット

持ち運びサービス移行後、迷惑メールフィルターや受信拒否設定がリセットされる場合があります。設定を控えておくか、移行後に再設定が必要です。

メールアプリの再設定

スマホのメールアプリ側でも、アカウント設定の再登録が必要になる場合があります。設定方法は各キャリアのサポートページに記載されています。

連絡先への周知

キャリアメールを使い続ける場合でも、できるだけGmail・iCloudなどのフリーメールに移行するのが長期的には安心です。キャリアメール持ち運しサービスを解約したタイミングで再度メールが使えなくなるためです。


開通後にやること

1. 回線切替

SIMカードが届いたら端末にセットし、乗り換え先の指示に従って回線切替の操作を行います。eSIMの場合は開通操作をアプリやQRコードから行います。

2. APN設定(SIMカードの場合)

格安SIMはAPN(アクセスポイント名)という通信設定を手動で行う必要がある場合があります。乗り換え先の公式サイトに設定値が記載されているので、その通りに入力します。

  • iPhone:設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信オプション → APN設定
  • Android:設定 → ネットワーク → モバイルネットワーク → アクセスポイント名

Wi-Fi環境下で設定するとスムーズです。

3. eSIM設定(eSIMの場合)

乗り換え先からQRコードや設定コードが送られてくるので、端末のeSIM設定画面から読み込みます。iPhoneとAndroidで手順が異なるため、各社の設定ガイドを参照してください。

4. 通信・通話・SMSの確認

設定後に以下を確認します。

  • モバイル通信でWebページが開けるか
  • 電話をかけ・受けできるか
  • SMSが送受信できるか

5. キャリアメールの再設定(必要な場合)

持ち運びサービスを利用している場合は、メールアプリのアカウント設定を再登録します。


よくある失敗と対策

予約番号の有効期限が切れた

取得から15日が経過すると無効になります。取得後は早めに申し込みを進める、または申し込み直前に取得するのが対策です。

手持ちの端末が使えなかった

SIMロック解除を忘れていた、または端末がバンド非対応だったケースです。乗り換え前に動作確認端末リストで確認しておけば防げます。

キャリアメールが使えなくなった

転出前に持ち運びサービスの申し込みを忘れていたケースです。転出後は申し込み不可のため、転出前の申し込みが必須です。

開通タイミングがずれた

SIMカードが届いたのに回線切替をしていなかった、APN設定が正しくなかったなどで通信できない状態が続くケースです。開通後はすぐに通信確認まで行うのがポイントです。

旧回線の解約タイミングを誤解していた

MNP転出した場合、旧回線は転出と同時に自動解約されます。「別途解約しなければ二重払いになる」と誤解して放置するケースがありますが、MNP転出後に旧回線の手続きを追加で行う必要はありません。


まとめ

MNPは手順を整理しておけば、難しい手続きではありません。

  • ワンストップ方式対応なら → 乗り換え先で申し込むだけ。予約番号の取得は不要
  • 非対応なら → MNP予約番号を取得(有効期限15日)してから申し込む
  • 乗り換え前に確認 → 端末のSIMロック解除・バンド対応・キャリアメールの扱い・データバックアップ
  • 開通後にやること → APN設定 → 通信・通話確認

どのSIMに乗り換えるか迷っている方は、まず料金と速度の比較から始めてみてください。

カイ

格安SIMを実際に複数契約・乗り換えながら比較検証しています。料金・速度・サポートの3軸で中立的なレビューを心がけています。

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